10月1日 車椅子体験(4年生)
2025年10月1日 17時39分10月になりました。朝晩、寒く感じる日もありますね、本校でも風邪症状での欠席や早退がありますので、引き続き感染症対策を行ってまいります。
本日、4年生は、車椅子を利用する方の生活や思いを理解するための車椅子体験学習を行いました。車椅子には自分で漕ぐ手動や介助者が押す介助用など、さまざまな種類があること、また、お風呂に入るときにはシャワーチェアや手すり付きの浴槽など多くの工夫が必要であることを知りました。操作体験では、車椅子の操作の難しさを実感しました。特に、体育用マットの5センチほどの小さな段差でも乗り越えるのが難しく、小さな段差が大きな障壁(バリア)となることを体で理解しました。介助役になった際には、「右に曲がります」などと、次の操作を声に出すことで乗っている人が安心して身を任せられることを学びました。相手の立場に立って配慮する「声掛けの大切さ」を実感しました。この体験から、障壁を取り除くバリアフリーと、最初からみんなが使いやすいデザインにするユニバーサルデザインという、「みんなにやさしい社会」をつくるための2つの考えを学びました。今回の学びを生かし、これからも周りの人へ思いやりを持って生活していきます。