防災オンライン学習
2025年6月2日 15時21分本日、5・6校時に防災オンライン学習を行いました。2011年3月11日の東日本大震災において、娘さんを亡くされ、その後防災を語りついでおられる佐藤敏郎先生とオンラインでつながり、学習を行いました。保護者や地域の方々も16名参加してくださいました。
佐藤先生のお話の中には、すっかり姿を変えてしまった女川町や、並べられた遺体を目の前にしたことなど、言葉にできないものもありました。しかし、お話の中に「防災とは」という言葉が何度も出てきましたが、防災とは、地域とつながること、未来を語ること、自分と大切な人の命を守ること、「ただいま」を毎日言うこと、そして、震災をハッピーエンドで終わらせること・・・。災害に備えることによって、失ってはいけないものを守ることができるはずだということを学ばせてもらいました。
5年生の児童の感想では、東日本大震災のこわさ、家族を失う悲しみ、津波の恐ろしさ、命の大切さがよく分かったことや、自分の命も、家族の命も絶対守れるものではないから、防災学習をこれから頑張りたいという思いを発表してくれました。