「寒川防災広場」を実施しました
2023年9月13日 12時35分9月13日(水)の午前中、日本赤十字社愛媛支部、市の防災まちづくり推進課、生活福祉課、市教育委員会、四国中央市消防署、学校運営協議会委員や寒川地域の皆様、総勢43名にご協力いただき、寒川防災広場を実施しました。
第1部では、地域の方と避難訓練を行いました。緊急地震速報の音が流れると、子どもたちは机の下に隠れました。日頃の訓練を生かしすばやく行動できていました。その後、放送機器が使えない設定で運動場に避難しました。
第2部では、20人ほどの縦割り班で、13のブースを回って様々な体験学習を行いました。
関係機関や地域の皆様が各ブースを運営してくださり、自然災害に備えて普段から備えておくことや、災害が起こった時に命を守るための行動について理解を深めることができました。
「しょいこコーナー」では、負傷者を背負う訓練を行いました。「しょいこ」を使うことで、安全に楽に負傷者を運ぶことができます。
「非常持ち出し袋・非常食コーナー」では、非常時に備えておくものについて説明を受けました。また、クイズを通して災害時の対応について学びました。
「ダンボールベッドコーナー」では、避難所で使用できるダンボールベッドの説明を聞き、実際に横になってみました。
「リアカーコーナー」では、負傷者をみんなで抱え、リアカーに乗せて運搬しました。意識のない人は、想像以上に重いことや、特に頭の部分を大切に扱って運ぶことを学びました。
「救命救急コーナー」では、心肺蘇生について学びました。
「土のうコーナー」では、土のうの作り方や積み方の体験をしました。
「消火訓練コーナー」では、水消火器を使って、消火方法を体験しました。
「簡易トイレコーナー」では、災害時に使用できる簡易トイレについて説明を受けました。
「防災クイズコーナー」では、災害時に必要な知識を問うクイズに答えました。
「発電機コーナー」では、防災倉庫にある発電機を使って電機の大切さを学びました。
「煙体験コーナー」では、煙を吸わないように低い姿勢で歩くことや、ハンカチなどで口や鼻を塞ぐことなどを学びました。
「けがの処置コーナー」では、かさや段ボール箱などを使って、骨折した人の手や足を固定する方法を学びました。
「新聞スリッパコーナー」では、新聞紙を使ってスリッパを作りました。災害時に靴がない時など役立ちそうです。
閉会式では、協力いただいた方々にお礼を伝えました。
ご協力いただいた皆様のおかげで、寒川小学校の子どもたちが防災について貴重な体験をすることができました。本当にありがとうございました。
活動の様子はコスモステレビや愛媛新聞でも紹介される予定です。