非常炊き出し訓練をしたよ!(5年生)
2018年12月5日 05時00分12月4日(火)の午後、5年生は、「手つなぎ防災ひろば」の学習を公民館で行いました。この事業は、青少年赤十字加盟校、赤十字奉仕団、日本赤十字社愛媛県支部が協働し、防災講座や非常炊き出し、応急手当の技術習得などの活動を通して、赤十字の基本理念である「人道」を具現化することが目的です。
防災講座では、災害被災地や救助活動の様子を視聴しました。①災害時は、すぐに救援隊が来ないので、「自分の命は自分で守ること」「互いに助け合うこと」が大切であること、②震度6弱の地震で、固定していない家具や家電は倒れてくることなどを学びました。その後、ハイゼックスの袋を使って非常時でもできる炊飯法を学びました。
袋に無洗米1合と水を入れ、空気を抜いてゴムでしばりました。それを鍋に入れて1時間ほど熱すると、熱々のおいしいごはんができあがりました。それを二人で分けて、「ふりかけ」か「のり」をおかずに食べました。炊飯器で炊いたごはんと大きな差はなく、非常用としては上等だと思いました。
ごはんが炊ける間に、「煙体験ハウス」の中に順番に入りました。中は、煙で何も見えず、手探りで進んで行きました。煙には、近づくと危険であることが分かりました。それから、消火器を使っての消火体験や毛布を使って人を運ぶ体験をしました。小学生でも、いざというときできそうです。
このような学校の教室ではなかなか体験できないことを、短い時間の間にできました。今日、学んだことを実際に災害が起きたときに生かし、被害を少しでも減らしたいと強く感じました。お世話していただいた寒川赤十字奉仕団の皆様、三島地区赤十字奉仕団の皆様、消防署の皆様、地元の皆様、日本赤十字社愛媛県支部の皆様、市の事務局の皆様、ありがとうございました。(*^o^*)