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【連載】寒川小ふるさと集会(6年生)最終回

2020年3月5日 05時00分

 6年生の発表タイトルは、「寒川検定!何問出来るかな?」でした。時間の関係で、3問だけ出題しました。1問目は、「(八幡丸船唄を途中まで歌い)この続きは何でしょう?」2問目は、「寒川公民館の場所に、昔あった建物は?」3問目は、「新長谷寺の階段は、全部で何段でしょう?」です。分かりますか?

  

 圧巻だったのは、「八幡丸船唄」を声高らかに唄う堂々とした姿でした。「これぞ寒川!」という思いをもちました。(^^♪

 運動会の演目「八幡丸船唄」が誕生したわけ                                     
 昭和57年、本校が愛媛県教育委員会から社会学校教育研究指定を2年間受けました。初年度に地域に残る史跡や文化を教材化するために調査したところ、昭和53年に市の無形民族文化財に指定された「八幡丸船唄」に出会い、これを翌年運動会で披露することとなり準備を始めました。昭和58年には、船唄に合わせて、「大漁旗を振り木を切り出す力強い動き」と「瀬戸内海の波を表す動き」を創作して、表現種目を作り上げました。9月になると運動会に向け、「船唄を歌うチーム」、「力強さを表すチーム」「波を表すチーム」に分かれて、一生懸命に練習に取り組みました。「船唄を歌うチーム」は、八幡丸船唄保存会の方から唄の指導を数回受けました。運動会の午後の一番に「八幡丸船唄」を演じたところ、観客から大きな拍手をいただき、来年も是非継続してほしいという要望が相次ぎました。それから、37年間、本校の5,6年生が引継ぎ、現在に至っていっています。