授業のユニバーサルデザイン参観日(全ての児童が分かる・できる学びを目指して)
2018年6月28日 09時34分昨日は、お忙しい中、また蒸し暑い中、参観日へのご参加ありがとうございました。本校は、全ての児童が「分かる・できる」学びの実現を目指して授業改善に取り組んでいます。その手立てが、授業のユニバーサルデザイン化です。一斉指導の中に、視角化・焦点化・共有化の工夫を取り入れています。昨日の授業から事例を紹介します。
【視角化】
◎6年生は、電子黒板を使って教材を提示した上で、同じ教材を拡大して黒板いっぱいに貼りました。どこから見てもよく分かりました。
◎5年生は、今年購入した50型のディスプレイを使って、三角形が合同になる移動方法(ずらす・ひっくり返す・回転する)をアニメーションで示しました。図形が動くと、児童が驚いていました。
◎1年生は、プロジェクターを使って、数の数え方を提示しました。5つの束ごとに数える方法がよく分かりました。
【焦点化】
◎焦点化とは、授業内容を明確に示すことです。1年生は、「は」「を」「へ」の使い方を理解させるために、まちがい探しをして、注意を集中させました。
◎2年生は、数の大小を大きな位から順に調べることに焦点を充て、理解を図りました。
◎4年生は、体の成長には個人差があることに焦点を充て、作業を通じて実感させました。
【共有化】
◎共有化とは、自分の考えを伝え合うことです。2年生は自分の考えを互いにクイズを出し合って伝えました。
◎3年生は、話のおもしろさを伝えあったり、グループで問題をつくって他のグループに出し合ったりしました。
※今後も、研究会に参加したり、校内研修を通じて、授業改善に取り組んで参ります。(*^o^*)