6年生を対象に書道文化醸成事業が行われました
2022年10月13日 14時38分四国中央市の文化・教育振興事業の一環として、福岡教育大学の服部一啓先生をお招きし、6年生を対象に書道文化醸成事業が行われました。
服部先生から文字の成り立ちや書道についての説明を受けた後は、墨をする体験です。各班に大きな硯と墨が用意され、子どもたちは指示をよく聞きながら、丁寧に墨をすっていました。今回使用させていただいた硯や墨は歴史的に価値のある高価な物も多く含まれているそうで、子どもたちは緊張しながらも一生懸命活動をしていました。
子どもたちは事前に考えてきた一文字を、大西満王さんが漉いてくださった手漉き和紙に書いていました。紙は2枚のみ。自分の筆を使ってもよいし、「かずら筆」を使用してもよいとのことでした。(「かずら筆」は服部先生がもってきてくださいました。)手漉き和紙の一枚は真っ白、もう一枚は福岡教育大学の学生さんたちが事前に色をつけてくださった用紙を使用しました。
心を込めて書いた漢字は、「私だけのオリジナルカレンダー」に。子どもたちは本当にうれしそうです。
2コマ目は「ブックマークづくり」です。福岡教育大学の学生さんたちが事前に用意してくださったブックマークに、有高扇山堂の有高智佳代さんが作ってくださった水引を飾り付けます。あわじ結びまで作ってくださっている水引を使い、梅結びを作りました。