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【連載】新たな取組を振り返って⑤

2019年3月25日 12時00分

 最終回になりました。体力向上の取組を振り返ります。

Ⅰ 体育ミニマムの達成状況

    今年度、基礎的な運動技能を全ての児童に身に付けさせようと、上記の種目について組織的に取り組んで参りました。結果は、ご覧のとおりです。 この取組を通じて、本校児童の課題が明らかになりました。来年度は、目標ができなかった種目に重点を置いて、指導方法を研究し実践して参ります。

 

Ⅱ 授業実践例

 11月14日(水)、5年竹組が体育の台上前転の授業研究を行いました。本校の研究主題は、「全ての児童が主体的に参加し『分かる・できる』学びの実現」です。指導方法を工夫し、児童が助け合って学ぶことにより、全員、台上前転ができました。

  授業の前半は、基礎感覚を養う運動を行いました。ペアで助走なし馬跳び、うさぎ跳び、前転を入れた手足走りなどを行いました。これらの運動で、逆さ感覚・腕支持感覚・回転感覚を身に付けることを狙っています。

 授業の後半は、技能ポイント別の5つの場に分かれて「安定して台上前転をする練習方法」をペアで考えながら練習しました。跳んでいる自分の姿を、ダブレットやビデオで確認できる場もありました。

 児童は、協力し合って意欲的に活動し、めあてをほぼ達成しました。この日に惜しくもできなかった児童は、その後できるようになり、みんなで喜びました。

 

Ⅲ スロー&キャッチ

 えひめスポーツITスタジアムに、全校で取り組みました。これは、ネット上に記録を申告し、県内での順位を競い合うものです。このたび、5年竹組が、「スローアンドキャッチ部門」で、7位に入賞しました。大変すばらしいことです。(*^o^*)

 ※コメント※

 すずかけ第148号にも寄稿しましたが、人間の生活の根本を支えているのは体力です。体力を向上させるには、運動の他に、食事や睡眠も大切です。このことは、子どもたちに何度が伝えてきました、来年度も、明るく元気な子の育成を学校運営の中心の一つに掲げ、指導を継続していきます。