今年度、コミュニティ・スクールモデル校事業を行います!
2019年4月12日 05時00分1 コミュニティ・スクールとは?
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)は、学校と地域住民・保護者等が力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るための有効な仕組みです。コミュニティ・スクールでは、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくことができます。学校運営協議会は法律に基づく制度で主に次の3つの機能があります。
【地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の6】H29一部改正
教育委員会は、学校運営協議会を設置(努力義務)
①「校長が作成する学校運営の基本方針を承認すること」
②「学校運営に関する意見を教育委員会又は校長に述べることができること」
③「教職員の任用に関して、教育委員会規則に定める事項について、教育委員会に意見を述べることができること」
寒川小学校コミュニティ・スクールに関する資料を玄関の北側に掲示しました。
2 コミュニティ・スクールの設置状況
平成30年4月1日現在、全国の学校設置者の30.4%がコミュニティ・スクールを設置しており、年々増えています。お隣の新居浜市は、平成31年度から全ての小・中学校がコミュニティ・スクールとなりました。四国中央市においては、本校を含む5つの小学校(川滝小、南小、寒川小、長津小、小富士小)がモデル校として、コミュニティ・スクール事業を行い、順次増やしていく計画です。
3 学校運営協議会のメンバー
公民館長(会長)、防犯協会(副会長)、寒川小学校長(副会長)、各自治会長(4名)、PTA代表(2名)地域学校協働活動推進員、有識者、教育会寒川支部、社会福祉協議会長、民生児童員(2名)、三島南中校長の15名です。(1名重複しています。)
4 保護者・地域の声
平成31名2月に「学校運営に関する調査」を行い、「寒川小学校に望んでいることはどんなことか。」「寒川小学校の子どもたちにどんな子どもになってもらいたいか。」を調査しました。それを踏まえて令和元年度の寒川小学校グランドデザインを作成しました。学校の教育目標を改めるとともに、児童像に関連する重点項目の順番を入れ替えました。このグランドデザインは、去る3月15日の学校運営協議会で承認されました。今後、グランドデザインに沿った教育活動を推進し、経過や結果について学校運営協議会の委員さんに報告し意見をいただく段取りになっています。
5 今後取り組みたいこと
寒川小学校は、これまでも地域の方々より、教育活動に関して多大なご支援をいただき、地域学習が充実していました。コミュニティ・スクールになったのを機に、次の点をさらに一歩前進させ、諸活動を通して、ふるさとのよさを知り、ふるさとを愛する児童を育成して参りたいと思います。
① 交通安全・災害安全における連携強化
② 地域の方から学ぶ教育活動の継続と発展
③ 地域ぐるみで、児童の道徳性の更なる向上(「宇摩の子の誓い」の活用)
④ 積極的な情報発信(学校のホームページ、各種たよりを通じて)
⑤ 「寒川小ふるさと集会」の開催(2月19日に開催)
6 取組への評価について
保護者の皆様には、学校の教育活動に関する情報提供をホームページや各種たより等で行い、1学期と2学期末にアンケートによる評価をお願いします。その評価結果を学校運営委員会に報告し、意見をいただいて学校運営を改善して参ります。学校運営協議会で出た意見や改善策等について、ホームページや各種たより等でお伝えします。
※ 4月21日(日)のPTA総会で、スライドを使ってもう少し詳しくお伝えします。是非とも、ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。